6月 <月例会議>
月例会議を開催しました。
(開催日:2023年6月30日)
《会議内容》
・熱中症について
・安全衛生協議会(共有)
■ 熱中症について
先日、厚生労働省からの発表にもあった通り、
「2020年に職場で発生した熱中症による死傷災害の状況」で、建設業は全業種の中で最多、建設業の死傷者数も過去10年の中で最多となりました。
高温多湿な屋外作業が多く、熱中症のリスクが高い業種ですので、従業員に対して適切な熱中症予防の教育や指導を行いました。
◇「熱中症」が疑われる人を見かけたら
①涼しい場所へ
→室内や風通しの良い日陰など
②からだを冷やす
→衣服をゆるめ、首回り・わきの下・足の付け根など
③水分補給
→水分・塩分、スポーツドリンクなど
◇「熱中症」にならないために
現場ではこんな取り組みをしています。一例です。
▷時間を決め、全員で休憩する。
▷こまめな水分補給の周知
▷単管足場を利用し、コンパネ(板)又はシートで屋根を作り、日陰を作る。
■安全衛生協議会(共有)
◇労働災害の事例紹介
《公衆災害》
・工事現場の前面道路に駐車したトラックの荷台から道具類の荷下ろし作業中、歩道側の積み荷が滑り落ち、通行人に接触した。通行人は、手の人差し指を裂傷した。
→『対策』について、カラーコーンやトラバーを設置し作業区域内に立ち入らないように配慮する。誘導員(ガードマン等)を配置し誘導する。
◇労働災害の撲滅
《公衆災害》
重機の転倒、飛来落下物注意、歩行者の安全確保 等
《墜転落災害》
フルハーネス型安全帯のフック掛け確認、脚立からの昇降時転落注意、安全ネットを設置してから作業する 等
ワイエスビー工業では、毎月月例会議を実施しており安全衛生教育を行っています。
事故を未然に防止し、社員の安全を第一に考えると共に、周辺環境に配慮した取り組みを心がけてまいります。